公州の歴史が一目で分かるテーマ博物館で、百済第25代武寧王の魂が宿る「武寧王陵室」と、忠清道地域における旧石器時代から統一新羅時代までの歴史文化が息吹く「先史古代文化室」がある。公州一帯から出土した仏教遺物である大通寺址の石像や西穴寺址の石仏坐像などは、野外展示場に展示されている。斯摩王ドゥルレ道(博物館の裏道)を上ると、熊津百済時代に祭祀が行われた「艇止山遺跡地」があり、ここからは公山城と錦江のパノラマの景色が見渡せる。
忠清南道公州市観光団地ギル34(熊津洞360番地)
先史文化の中心地として有名な石壮里博物館では、文字が存在しなかった時代の生活文化を目で見て肌で感じることが出来る。
忠清南道公州市錦碧路990
09:00~18:00(旧正月及び秋夕(旧暦8月15日)は休館)
鶏龍山自然史博物館は、自然景観が美しい鶏龍山麓にある韓国最大規模の博物館である。1億5,000万年前の恐竜の世界、生命の地「地球」、自然と人間などの3つのテーマ館がある。巨大なブラキオサウルス、神秘的な鉄隕石、新生代のマンモス、韓国最古の鶴峯将軍のミイラなどがあり、自然科学に対する関心と学習の場として最適な所である。
忠清南道公州市反浦面イムグムボンギル49-25
10月~6月:10:00~18:00/7月~9月:10:00~19:00
(毎週月曜休館日、4月~10月の毎週土曜日は20:00まで)
忠南歴史博物館は、朝鮮時代から近現代までの歴史資料や生活民俗品を通して忠清道地域の人々の暮らしや精神を垣間見ることができる博物館である。旧公州博物館だったこの地には日本統治時代に植樹されたと思われる「金松」があり、目を引く。金松は、武寧王の棺を作る際に用いられた木である。
忠清南道公州市クッコゲギル24
09:00~18:00(冬期 09:00~17:00/休館日:1月1日、毎週月曜日)
韓国の民俗劇に関する研究資料が最も多く所蔵されている博物館で、各地域における仮面劇の特徴・仮面・衣装、そして世界の民俗劇の資料などが展示されている。また、民俗農具の展示や栗のゆで汁で染色した様々な生活用品も見ることができる。公州民俗劇博物館では、子どもたちを対象とした「クムダラク文化学校」も開催している。
忠清南道公州市儀堂面トルモル2ギル17-15
09:00~17:00(冬期 10:00~17:00)